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カウンセラー開業前の山場

 
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当ブログでは、カウンセラー・コーチ開業を目指す方に向けて、プロとしてのカウンセリング・コーチング技術を中心にお伝えしています。 また、開業に向けてのノウハウなどもお伝えしています。

大坂イチやさしいNLP教室、NLPトレーナーの藤木ミホです。

このブログは、カウンセラー・コーチを目指す方に向けて発信しております。

 

カウンセラーとして開業をする時に、ほぼ必ず、ある山場がやってきます。

ある山場とは、なんでしょうか?

ある山場とは、次のような恐怖が伴った思いです。

 

「本当に問い合わせが来たらどうしよう」

「私はちゃんとカウンセリングが出来るだろうか」

「そもそも開業なんて上手くいくのか」

 

この恐怖が山場なのです。

この山場を越える事が、最後の開業前の準備となります。

しかしここで、恐怖感から山場を越える事が出来なくなる方も多いです。

「進みたい」

「でも怖い」

という状態に入って、無駄に体力を使ってしんどくなります。

一歩も進まない状態に、焦りながらも、とどまるのです。

 

葛藤を越えて

 

「進みたい」

「でも怖い」

という状態は、心理学の用語で「葛藤」状態と言います。

カウンセラー開業でなくとも、恋愛で

「好きな人に告白したい」

「でもフラれるのが怖い」

と思ったまま、高校の3年間が終わったなんて体験をされる方もおられます。

これも葛藤状態です。

ことわざなら「前門の虎、後門の狼」です。

進むと虎がいるし、退くと狼がいる。

進めないし、退くことも出来ないという状態です。

虎と狼なんて、大げさだと思われるかもしれません。

しかし、開業前の葛藤状態に入った当事者は、「前門の虎、後門の狼」くらいの精神状態になることがあるのです。

どうすればいいのか?

この山場を切り抜けるしかありません。

それが葛藤状態から抜けて行く唯一の方法です。

 

葛藤を抜ける方法

もう少し具体的にお伝えしますね。

「本当に問い合わせが来たらどうしよう」

「私はちゃんとカウンセリングが出来るだろうか」

「そもそも開業なんて上手くいくのか」

この恐怖をマヒさせる事なく、まずは自分で受けとめて下さい。

「ああ、あれだけなりたかったカウンセラーだけど、私はクライアントが来たら怖いなと思っているんだ。」

と受けとめるのです。

この恐怖を受けとめると不思議な事が起こります。

 

「まだ問い合わせすら入っていない状態で心配しているなんて(苦笑)」

「まだ現実になっていない事を心配しているなんて(苦笑)」

「問い合わせや、予約が入ってから、慌てたらいいだから(笑)」

ははは(*´▽`*)

 

と笑いが出てきたら、次の言葉を腹に落としてみて下さい。

 

「全力を尽くす、最善を尽くす、それだけだ。」

これによって、腹が座ってきます。

 

葛藤を越えられない方の傾向

しかしこの山場を越えられない方もおられます。

その方は次のような行動をとるという特徴があります。

 

・「△△さんならできるよ、△△さんはすごいね」という勇気づけや称賛の言葉を欲しがる。

・もっと勉強しなきゃと、不必要な講座に申し込みをする。

・資格があったら自信がつくかもと不要な資格講座に申し込みする。

・SNSなどに、仕事をしているふりの記事をあげる。

・昔のクラスメイトが開業で上手くいっていない話を聞くとホッとする。

・うまくいっていない昔のクラスメイトに対して、上から目線で説教やダメ出しをする。

・もっとほかにやる事があるはずだと、不要なのにコンサルタントを依頼する。

 

などなどです。

これらはすべて、「恐怖」から目をそらすための行動なのです。

 

葛藤を抜けるために(一人で葛藤が抜けられない時に)

「前門の虎、後門の狼」

という葛藤を抜けるためにはどうしたらいいのか?

それはやはり、「腹を括る」そして「前進する」ことだけです。

 

虎に喰われるか?

狼に喰われるか?

 

なら、前進して虎に向かい合うのです。

なぜそうするのか?

「死ぬかもしれない、けれど前進するのだ!」

という決断が、腹を括るという事だからです。

決断し、腹を括る事で、その方は心身ともに心が通った状態になります。

ただ、葛藤を抜けようとする時になぜか、上手くいかない事があります。

どうしても腹が括れない事があるのです。

その時、過剰な力が入っているか、自分の資源とつながっていない可能性があります。

自分の資源とは、自分を力強くする「何か」です。

その「何か」とはどんな資源かを見つけ出し、その資源とつながるために、カウンセリングを受けるという選択があります。

その「何か」は、かつての挫折体験だという事がよくあります。

腹が括れない時は、かつての「挫折体験」を、捉え直す時期が来ている事が多いのです。

何かに挑戦して敗れた体験は、一時的にその方を弱くする時があります。

しかし挫折体験を見直すと、その体験はその方を逞しくする体験である事がわかります。

このように捉え直す事で、「挫折体験」は、その方の「乗り越えた体験」として消化され、その方を「力強くする体験」に変化するのです。

 

カウンセリングは、弱い人間がメソメソ愚痴を吐く場所だと思っている方も多いようです。

しかし、カウンセリングは、人を逞しく変容させる場所なのです。

カウンセリングを通して、葛藤を抜けて、前進する経験は、その方を力強くします。

恐怖と向き合い、葛藤を越える体験は、カウンセラーとして開業するにあたって必要な通過儀礼なのです。

 

もし今、カウンセラー開業にあたって葛藤状態にあるならば、ぜひ「逃避」ではなく、

「前進!!」

を選択していただけたらと思います。

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。(^^)

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